千の顔をもつ英雄〔新訳版〕上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

著者:ジョーゼフ・キャンベル

発売日:2015/12/18

出版社:早川書房

ISBN:4150504520

『天才を殺す凡人』会社を舞台装置にした物語論としての面白さ - HONZ

天才について書かれた本を読むことにはもどかしさが伴う。天才とは何かがわかるという理解と引き換えに、自分が天才ではないという事実も受け入れなければならないからだ。 しかし本書はセンセーショナルなタイトルとはうらはらに、このセンシティブな部分のさばき方が非常にうまい。 この世界は天才と秀才と凡人で出来...

メンタリストDaiGo氏の語る「マーケティング×心理学」がとても興味深い件 - 僕が自由を証明しようと思う

メンタリストDaiGo氏が、先日7月6日にマーケッター向けに行われた『THE MARKETING NATION SUMMIT 2016』というイベントに登壇した。 主に、ユーザー視点が強く求められるマーケティング業界には、確かに人の心の動きを体系的に捉えられる心理学への理解は必要不可欠なこと。 その登壇の中でメンタリストDaiGo氏の語った...

物語を書く人・楽しむ人のバイブル『面白い物語の法則』

面白い物語には法則がある。 剣と魔法の冒険譚であれ、銀河帝国の逆襲であれ、身分違いの恋物語であれ、面白いとされる物語に共通する法則だ。 そんな魔法みたいなものがあるのか? もし面白さを形式化できるなら、AIに学ばせることだってできるだろう。眉唾しつつ読んだら腑に落ちた。確かに、面白い物語には法則がある...

ノンフィクション100: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

すごいノンフィクションは、一冊で常識を一変させる。目から鱗を叩き落とし、世界の解像度を上げる。積み重ねた事実の上に立たせ、偏見という壁の向こうを見せてくれる―――ノンフィクションには、そんな力がある。 ここでは、常識をアップデートし、偏見をとっぱらい、世界をクッキリと見せてくれる、「これはスゴい!」...