「すべての生が無条件に承認される社会」へ向けて——「生きづらさ」についての雑記(3) - おんざまゆげ

今回は「生きづらさ」と「承認」の問題を考えてみようと思います。 前半では「承認と生きづらさの関係」「承認と自尊の関係」を考えます。 後半では「ただ生きているだけで生が否定されてしまう社会構造」を批判的に問題にし、それにかわる「すべての生が無条件に承認される社会」へと転換するためには何が必要なのかを...

10分でわかる日本のメリトクラシー(≒学歴社会)研究史 - 清く正しく小賢しく

誰もが教育や学歴について語りたがるが、教育や学歴の研究が参照されることは少ない。そして参照軸を失った教育語り、学歴語りは、まるっきり同じ論点について堂々巡りを繰り返す。あらゆる領域に当てはまることだが、教育においては特に、とっくの昔に解決した論点や、提唱されていた主張が、ゾンビのように(さも新しい...