市民を雇わない国家: 日本が公務員の少ない国へと至った道

著者:前田 健太郎

発売日:2014/09/27

出版社:東京大学出版会

ISBN:4130301608

『市民を雇わない国家』 - sunaharayのブログ

東京大学の前田健太郎先生の博士論文。非常に勉強になった。基本的には日本を中心とした丁寧な事例研究を通じて、公務員の数がどのように決まっているのかという問題を議論するもの。最後のところでは、計量分析の成功研究についての再現を使った分析をしていて、これは良い試み。実際のデータを追いかけると、有意とさ...

 前田健太郎『市民を雇わない国家』 - 西東京日記 IN はてな

それは、ある研究会での(城山英明)先生おご発言である。その日のテーマは、原子力政策だったと記憶している。詳しい文脈は覚えていないが、原子力安全規制に携わる人員は日本に比べてアメリカの方が圧倒的に多い。その意味でアメリカは案外大きな政府である、という先生のご指摘が筆者には大変印象的だった。気になっ...