「3回生まれ変わってもこんなにすごいものは書けない」。宮部みゆきがその才能に嫉妬した、伊藤計劃。読めばあなたも、その息遣いを感じるはずだ。 その日の夕食がカレーだと聞いた伊藤聡は、「じゃあ、食べてみる」とベッド脇の母親に言った。もう何日も食欲がなかった。母の和恵(70)がスプーンでカレーを口元に運ぶ...
ある程度濃いインターネッターには生前から有名な伊藤計劃さんの本を初めて読んでみた。僕は彼が死ぬちょっと前に名前を知ったけど、微妙に機会がなくてですね。でも、今回機会があったので読みました。まー、一回しか読んでないんで、割と雑な感想を書く。 たしかに、インターネッターの間で評判が良い小説らしく、非常...
SF小説って未来の予言書みたいでワクワクしませんか? 最近は仕事でなかなか旅行に行けないので脳内旅行ばかりのkikuma(@circustic)です。 先日Amazonで自分の購入履歴にあった僕がちょっとリアルで近未来を感じる小説7冊をご紹介致します。結構古いモノが多いのでマーケットプレイスで1円で買える物ばかりなのでぜひ...
夏になるとなぜか出版社や書評サイトが活発化するわけでして、色んな人が色んな切り口でオススメ本を推薦してくれます。 この「虐殺器官」は話題作ですし、やたら面白いですので、オススメの本として上げる人も少なくないのではないかと思います。 このエントリは、そんな「虐殺器官」の次に読んでほしいようなオススメ...
[追記はじまり] 予想通りと言うべきか、はてなブックマークにてリストから抜けた方を何人も紹介いただいた。中には、何で自分で入れなかったのか不思議になる人も含まれており、5人だけ追加させてもらった(タイトルも人数を変更した)。それでもまだ足らないと思うが、一応ここまでとさせてください。 [追記おわり] 少...