著者:レイモンド・チャンドラー
発売日:2010/09/09
出版社:早川書房
ISBN:9784150704612
先日、二夜連続で三谷幸喜脚本の『オリエント急行殺人事件』が放送されました。 車のなかで、その番組のことについて話していた際、妻が言っていたのです。 「アガサ・クリスティの名前は知っているけれど、『そして誰もいなくなった』も『オリエント急行殺人事件』も読んだことがない」と。 読書傾向というのは人それぞ...
高校生の時に、村上春樹の『ノルウェイの森』を読んでから、私は村上春樹という作家の虜になりました。ちょっと気障ですかしてるけど、彼の紡ぐ物語の世界には他の作家では作り出せない独特の居心地の良さがありました。ノルウェイの森を読んでから、『羊をめぐる冒険』や『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーラン...
無駄の効用・実用の虚像 面白い小説はたぶん星の数ほどあります。でも自分の心に響くような小説には中々出会えないと思います。上記の赤文字言葉は、僕の座右の銘のようなものの一つなんですが、一時期「小説」というものをまったく読まない期間があったんです。というのも「小説は何の役にも立たない、時間の無駄なんじ...
Boing Boing で知った Amazon.com: 100 Books To Read In A Lifetime だが、まさに「一生のうちに読むべき100冊」を選定している。 「このリストは人生のあらゆる段階を網羅するのを目指したもので(だから児童書も入れてある)、宿題みたいにとってほしくない」とのことで、人気度だけでないちょっと意外なチョイスがあ...