香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)

著者:パトリック ジュースキント

発売日:2003/06/01

出版社:文藝春秋

ISBN:4167661381

女の子の匂いを再現する: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

女の子の匂いをご存知だろうか? 漂ってくる「匂い」というより、すれ違うときにクる「あの感じ」といったほうがいい。あるいは、部屋に入ったとき、女の子がいる(いた)空気のようなもの。大事なのはカッコ()の中で、視覚的ものではない。「さっきまで女の子がいた部屋」でも分かるし、建物内ならある程度たどるのは...

骨しゃぶりさんと本屋を巡ったらめちゃくちゃ楽しかった話

きっかけは、骨しゃぶりさんの 「人付き合いって大事かなと思ったら読みたい3冊」 。 確かに人付き合いは大事やなと思い立ち、骨しゃぶりさんとサシオフ(差しでオフ会)してきたらめちゃくちゃ楽しかった。 重要なのは、 「リアルで会って話する」 こと。表情や相槌を見ながら言葉や事例を選ぶことができるし、こちらの...

2023年上半期に読んで面白かった本5選 - 本しゃぶり

今週のお題「上半期ベスト◯◯」 俺がやるなら本を選ぶしかない。 2023年上半期に読んで面白かった本はこれだ。 【目次】 バリューブックスとの提携 2023年上半期に読んだ本 『同志少女よ、敵を撃て』 『コード・ブレーカー』 『ネットワーク科学が解明した成功者の法則』 『ある人殺しの物語 香水』 『後悔の経済学 世界...

6月18日放送のアメトーク『読書芸人』 第2弾で取り上げられた本をまとめてみた

『読書芸人』の放送内容あらすじ 待望のアメトーク『読書芸人』回が、本の魅力を語りつくしてくれましたね!! 3年ぶりの企画でしたが前回第一弾同様に、ピース又吉さんとオードリー若林さん、光浦さんと、初出演のモデルの市川さん、そして雨上がり決死隊のお二人宮迫さん・蛍原さんが、紀伊國屋さんで「オススメ本紹介...

新入生のための海外現代文学リスト(2018年版) - 海外文学読書録

ラノベに飽きた学生向け。とりあえず100冊。実は10年前に同様の趣旨のリストを公開したが、さすがに賞味期限が切れてるだろうということで改訂版を出すことにした。今回は直近50年ということで、1970年代以降の作品に絞っている(ただし、2冊だけ例外的に60年代の作品を入れている)。ジャンルや地域などバランスを重視...

2009.4a / Pulp Literature

Peter Boxallの"1001 Books"【Amazon】が凄い。英文学を中心に、古今東西1001冊ものフィクションを紹介している。こういうのは得てして「名作」ばかりになりがちだけど、本書はかなりバランスを重視しており、古典から現文まで幅広く揃えている。なかなか目新しいリストなので、外国文学が好きな人は要チェックだろう。 ...