まだ宵の口。 もしあなたが何か読むものを探しているなら、読書猿なんかよりサマセット・モームに尋ねるのがいい。 モームの文学観、読書観を一言で言うとすれば、「読書は楽しくあるのがほんとうだ」ということになる。 この意見について、半分は全くその通りだと言わざるを得ない。 半分というのは、「面白くも何とも...
by Flickr: David Blackwell.'s Photostream 何十年・何百年と1冊の本が読み続けられることは非常にまれなことですが、一方で今もなお読まれている本も存在します。「軽い読書にオススメ」とは言えませんが、聖書やシェイクスピアから「ベルゼバブの孫への話」といった聞き慣れないものまで、「人類の歴史に大きな影響を...
2014年の秋ごろから、海外文学まわりでおもしろい動きがあった。「海外文学が読まれなくなって翻訳されにくくなっている」というTwitterのつぶやきを発端として、「はじめての海外文学フェア」がうまれたり、クラウドファンディングで日本翻訳大賞がうまれたり。 なにより驚いたのが、これらの記事やまとめがどれも100以...