胡椒 暴虐の世界史

著者:マージョリー シェファー

発売日:2014/12/25

出版社:白水社

ISBN:9784560084052

胡椒の歴史は血で染まっている『胡椒 暴虐の世界史』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

世界史をコショウで斬ったら血みどろだった。 歴史を学ぶほどイギリス嫌いになるが、本書はそいつを加速させる。さらにはオランダやスペイン、米国の悪行が暴かれる。割り引かれて記録されたのでこうなのだから、ホントはいかに非道だったか、推して知るべし。正当化された強奪システムの仕掛けが、胡椒という断面から鮮...

世界は古代から「グローバル」だった! 移動・物流が劇的に高速化した現代を、旧石器時代、大航海時代、産業革命から振り返る〈Rootportの世界史で見るお金 第3回〉 - マネ会

8世紀、奈良の平城京に、ペルシャの役人とみられる破斯清通(はしのきよみち)なる人物がいたことが、今年のニュースでも話題になった*1。シルクロードを経由して日本までやってきたのだろう。 「グローバル化」と聞くと、新しい現象のような印象を受ける。しかし、平城京にペルシャ人がいたように、実際に人類はかなり...