中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)

著者:國分功一郎

発売日:2017/03/27

出版社:医学書院

ISBN:9784260031578

「哲学のない時代は不幸だが、哲学を必要とする時代はもっと不幸だ」――哲学者・國分功一郎インタビュー #2 | 文春オンライン

世界中が不安定な時代に、哲学に求められるものとは何か。話題の書『中動態の世界 意志と責任の考古学』を出版し、ますます注目を集める哲学者・國分功一郎さんのロングインタビュー後編は大テーマ「哲学とは何か」に迫る。お話は「孤独」と「寂しさ」は違う、という意外な論から始まった――。(1回目はこちら)。 ◆ ◆ ◆...

『中動態の世界 意志と責任の考古学』善でもなく、悪でもない。あいまいさを語る幻の文法 - HONZ

深く関わりたくないと思う問題の多くは、善悪二元論に陥りがちなものばかりである。豊洲は安全なのか、そうでないのか。忖度はあったのか、なかったのか。唐揚げにレモンはアリなのか、ナシなのか…。議論を単純化すればするほど、問題は本質から遠ざかる。それなのになぜ人は、かくも簡単に二元論に陥ってしまうのか? ...