反知性主義: アメリカが生んだ「熱病」の正体 (新潮選書)

著者:森本 あんり

発売日:2015/02/20

出版社:新潮社

ISBN:9784106037641

反知性主義2:森本『反知性主義』:ホフスタッターの当事者意識や切実さはないが概説書としてはOK - 山形浩生の「経済のトリセツ」

おちゃらけ (承前) まずは少しおちゃらけから。 前回の反知性主義話を書いた直後に、斉藤環が次のようなツイートをした。 あ〜また誤解する人が出てきたので注釈しときますとですね、僕が「反知性主義」と呼んでいるのは「バカ」の上品な言い換えとかじゃなくて、「地アタマだけは良い連中の実学志向&人文知軽視」の...

「反知性主義」を読むならこの二冊 – 中東・イスラーム学の風姿花伝

前項からの続き。 「反知性主義」が現代社会の重要で興味深い現象であることは確かだ。 それについて読むならこの二冊だろう。 まず、「反知性主義」に対する最近の関心の高まり・深まりを代表するのが、森本あんり『反知性主義: アメリカが生んだ「熱病」の正体』(新潮選書)。 基本的には「近年の学問的話題」として...

安倍政権を「反知性主義」と批判してた小田嶋隆氏が専門家から「お前こそ反知性主義の典型だよ!」と名指しされてワラタ(※これ、理由があります) - 見えない道場本舗

我ながら長いので、論文風に要約を冒頭に置いておこう 1:「安倍政権は反知性主義」的な言い方が流行ってる 2:しかし「反知性主義は本来の意味、ちがうんじゃね?」という指摘が出た 3:実はそんな中で、1の代表者のひとり(小田嶋隆氏)と、 2の人たちが資料として引用している本の著者(森本あんり)が 小中高の...

『宗教国家アメリカのふしぎな論理』 矛盾だらけのアメリカを宗教から読み解く - HONZ

その男は酒もタバコもしない。ギャンブルに手を出すこともない。刺激物はコーヒーすら飲まないのだ。キリスト教の教会に通い、積極的思考(ポジティブシンキング)を実践することで世界一の大国アメリカで人もうらやむ成功を手にした。この禁欲的に思える男の名前は、ドナルド・トランプ。そう、現アメリカ大統領のトラ...

スゴ本と読書猿が映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を語り尽くす - はてなニュース

対談者プロフィール Dain 書評ブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」(スゴ本)管理人。「その本が面白いかどうか、読んでみないと分かりません。しかし、気になる本をぜんぶ読んでいる時間もありません。だから、(私は)私が惹きつけられる人がすすめる本を読みます」 読書猿 「読書猿 Classi...