ヨーロッパ史における戦争 (中公文庫)

著者:マイケル ハワード

発売日:2010/05/01

出版社:中央公論新社

ISBN:4122053188

『ヨーロッパ史における戦争』はスゴ本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

戦争は社会を規定し、社会は戦争を規定する。 ヨーロッパ史を通じ、戦争の歴史と社会の変遷は両軸を為していることが分かるスゴ本。ヨーロッパ社会はもとより、今日の歴史が戦争を通じていかに形成されてきたかについて理解できる。 戦争が常態化している中、平和とは単なる一時的な秩序に過ぎないのはなぜか。戦争の原...

『ヨーロッパ史における戦争』とか - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記/はてダ版

1 日本史と世界史の両方を高校で履修できるか片方しか履修できないかは、年代によってバランバランで、私は高校時代、片方しか履修できなかった。この時日本史と世界史のどっちを履修しようか相当悩んだんだが、当時まだ若かりし我が老母は「日本史が判らなければ世界史が判るはずがない」とえらく説得力のある言葉を吐...

戦場に社会が見える - リアリズムと防衛ブログ

「人類の歴史は、戦争の歴史だ」とはよく言ったものです。なぜなら戦争とは、社会の営みの延長線上にあるからです。戦争と軍隊のカタチは、その時代、その社会のあり方と分かちがたく結びついています。 戦争の歴史を追うことは、戦争という切り口で、人類の歴史を追うことなのです。 戦争について知ること 戦争や軍隊は...