Hiroshi Watanabe @Hiroshi99857672 授業で投げかけられた言葉。 「ウォール街アナリスト対象のハーバードの研究では、エースが他社に移籍した場合、移籍先での成績は多くがその後平凡だった。成功なんて特定の環境に紐づき周囲に強く支えられたものだ。今たまたま成功していても驕るな。うまくいっていなくても自分を蔑...
実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル サンデル 発売日: 2021/04/14 メディア: Kindle版 「能力主義」に対する批判には、二つのパターンが考えられる。「不徹底な能力主義」に対する批判と、「能力主義」そのものに対する批判だ。 学問的なものにせよインターネットなどにおける世俗的なものにせよ、能力主...
仕事において、最も相手を傷つける言葉は、実は、「バカ」とか「間違っている」とか、「やりなおせ」とか、そういった否定的な言葉ではない。 もちろん、「バカ」という上司も困りものだし、言われたら傷つく。 しかし、古いタイプの上司だと、言葉のあや、ということもあるし、間違ってる、やり直せ、そういった言葉も...
才能も努力もガチャだと思う 親ガチャが話題であるが、才能はガチャだと思う。 本人が努力して得たものもあるだろうけど、努力できるのも才能の一つだ。ロールズの次の意見は正しい。 努力しよう、やってみよう、そして通常の意味で称賛に値する存在になろうという意欲さえ、それ自体が恵まれた家庭や社会環境に左右され...
2021年も終わろうとしているので、今年刊行された本の中でも特におもしろかった・記憶に残ったノンフィクションを振り返っていこうかと。昨年に引き続き今年も本の雑誌の新刊ノンフィクションガイドを担当していたので、冊数はノンフィクションだけで200冊ぐらいは(数えているわけではないけど)読んでいるはず。 とは...