魚はなぜ減った?見えない真犯人を追う

著者:山室真澄

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出版社:つり人社

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ネオニコチノイド系殺虫剤を使い始めた1993年に起きたこと

島根県宍道湖におけるウナギとワカサギの激減と殺虫剤ネオニコチノイドの関連をひもとく論文が、学術誌「Science」に発表されたのは2019年のこと。この研究を主導したのが、宍道湖の研究をライフワークとする東京大学教授の山室真澄氏だ。その核心はナショジオのニュースでも紹介したが、科学ミステリーのような山室氏の...